第26回卒業式

寒さで平年より開花が遅れた桜がまだ残る中、初夏のような日差しが降りそそぐ日曜日の午後、26回目の記念すべき時を迎えました。

縁あって初心者クラブで出会い、一緒に練習し、共に学び楽しんだ日々もやがて上達することで別れが訪れます。

14年間で140名を超える出会いも、すれ違いに終わった方は少なくありません。入会して途中で挫けることも、諦めることもなく、ミニテニスを楽しめるようになるまで練習に励んだ3名の方に『卒業おめでとう!!』

『初心忘れるべからず』誰もが知る格言ですが、初心者クラブに入った時、そして、卒業して行く時の気持ちを思い出すことで、卒業後の行動や考え方が利己的ではないか、感謝を忘れていないか、などを振り返り、修正・改善することができます。

仲間を排除し自分だけが上手くなっても、それで得られるものより、計り知れない多くのものを失う事になり兼ねません。
生涯スポーツミニテニスの『本質』は何か。目先の利・得しか見えない人に、物事の『本質』は見抜けにくいものです。

卒業した後もミニテニスが上手くなること、試合に強くなることだけでなく、人として大切なものを忘れることなく精進し、更に成長して行くことを期待しています。